十数年前に弊社にて建築させていただいた公民館のトイレの改修依頼がありまして、実施してまいりました。
ご覧の様な和式のトイレなのですが、やはり高齢の利用者様が大変との事で改修に至ったようです。
洋式便器に変えるのは比較的簡単な作業なのですが、問題がいくつか・・・
〇タイルの色が合わない
〇手すりの下地が良い位置に(恐らく)ない
等々
一つ目の色が合わないのは説明して納得していただくしかないのですが、二つ目の下地については近年始めたインスペクションの道具が活躍しました。
それがこれ(下の写真)
基礎の鉄筋探すための道具なんですが壁下地の位置出しにもつかえるんです。
現場で使ってみたところ、やはり欲しい所には無いので、露出型の下地にて実施する事として見積もりを提出。
そして工事着工となりました。
さて、ここまでは予定通り。
次はお客様と決めたタイル貼りです。
サンプルで比較した時には一番近かった色だったのですが、、、
写真で見ると露骨に違いますね~~~
タイル貼り自体減っている現在、この辺りが限界なのかもしれません・・・
そして狭小用を設置した後、手すりと紙巻器を付けて完成です。
元々和式トイレで設計されたトイレスペースなので、このブースは一般住宅と思うとちょっと狭め。。。
洋式便器は一般のモノではなく狭い所用にしてみました。
数センチのお話なのですが少しでも圧迫感が減ってくれればと思い選ばせていただきました。
今回は公民館でしたが、住宅においてもこういったお仕事をさせていただいております。
このブログがご覧になった方の参考になれば幸いです。